株式会社 竹八
創業者の志を今に伝えて。
頭に手ぬぐいを巻いて、下駄ばきの元気な姿。
屈託のない笑顔で、妻と写っているのは、
あの大八車のコマーシャルでおなじみの竹八の創業者である、
竹下八郎(1915~1980)です。
八郎は十七歳の時に一念発起して竹下商店を開業。
まだ覚めやらぬ早朝、漁師から買った有明の幸を、昼は鮮度が落ちないうちに加工、
夕方には熟成した蟹漬や粕漬を大きな樽に入れて、近くの村々へ売って歩きました。
その右肩にできていたコブは、重たい天秤棒を担ぎ続けた証(あかし)です。
八郎の座右の銘は、「商いは真心」。
真心こめて生み出した海茸や貝柱の粕漬は今や佐賀県を代表する特産品となりました。
今年は竹下八郎が生まれて90年。
これからも私たちは創業者の志を忘れることなく、心をこめた製品づくりを行なってまいります。